「世界一受けたい授業!!」腰痛・肩こり・首のこり改善ストレッチをイラストで紹介。
2019年7月20日放送の「世界一受けたい授業!!」で2015年のラグビーワールドカップで日本の歴史的優勝を支えた神の手トレーナー、佐藤義人氏が登場。腰痛・肩こり・首のこりの改善に効果的なストレッチを紹介しました。
佐藤氏は日本体育協会公認アスレチックトレーナーで、トップアスリートからスポーツに励む子どもたちまで、トレーニング・施術・リハビリを受けたいという依頼が全国から殺到しているそうです。
肩こりや腰痛の原因のほとんどが、生活習慣に基づくものです。
例えば、肩こりは人間が立って歩き始めたことが原因といわれます。それは、3~4キロもの重い「頭」を首から肩の筋肉で支えていることにあります。読書、パソコン作業など前かがみの姿勢は頭の重さをもっとも受けやすく、同じ姿勢をとりながら指を動かす作業は、肩周辺の筋肉を常に緊張させ続けるのです。
オフィスのデスクワークは「重労働」で、ストレスで筋肉が緊張して疲労しています。それでも、まっすぐな「良い姿勢」でいれば、その重さが真下にかかるため、負担はそれほどではないのですが、前かがみや顎を突き出すなどの不自然な姿勢が長く続くと、筋肉には余計な負担がかかってしまい、こりや痛みの原因になってしまうのです。
姿勢が悪くなると、当然、筋肉の使い方やバランスが悪くなってしまう。使わない筋肉は動き方を忘れ、いっぽう、使いすぎると筋肉はどんどん硬くなります。そして、筋肉が悪い状態のまま固まってしまい、やがて体に不調が出てくるのです。そこで紹介するのが悪い姿勢で固くなった筋肉をほぐすストレッチです。
ストレッチのやり方
● 腰痛改善のストレッチ【お尻伸ばし】
お尻の筋肉は、実は股関節を動かす働きをしています。お尻の筋肉が固まって、股関節の動きが鈍くなると、股関節とつながっている骨盤や背骨の位置が崩れ、腰痛の原因となるのです。
つまり、腰痛改善にはお尻の筋肉をほぐすストレッチのが大切なのです。
※左右10秒ずつを1セットとし、1日3セットが目安。3週間続けると、腰痛改善が期待できる。
● 肩こり改善ストレッチ【肩ねじり伸ばし】
肩こりは、肩の可動域が狭くなることが大きな原因。姿勢が悪くなることで、大胸筋や腕にかけての筋肉が固くなっている。ストレッチにより、固くなっている筋肉を伸ばし、肩の可動域を広げる。
※左右10秒×3回を1セットとして、1日数セットを目安にして行う。
● 首こり改善ストレッチ【太もも伸ばし】
現代人はスマホやパソコンの長時間使用で、前かがみの姿勢が多くなり、筋肉に大きな負担がかかり、首のこりで悩む人が多い。
太ももの筋肉(大腿四頭筋だいたいしとうきん)をほぐすことで、首の可動域を広げることができ、首のこりの解消につながる。
首のこりと太ももの筋肉、一見、関係なさそうだが深いつながりがある。
首を上に向ける動作は、腹筋をせりあげる必要があるのだが、腹筋をかたくしている要因が太ももの筋肉なのだ。それだけに太ももを伸ばすことが重要。
このストレッチは2人1組で行う。
※5秒キープ×5回を左右1セットずつ行う。
コメント